大阪府大阪市にある「かじの治療院」は“痛くない”、“ボキボキしない”、無痛バランス療法で自然治癒力を引き出し健康な明日をサポートします。

インフォメーション

インフォメーション Information

  • 健康
  • 2019.3.10

歯周病とはどんな病気ですか

「かじの治療院」です。無痛バランス療法(無痛整体)と脳活性化療法をやっています。

歯周病とはどんな病気ですか
ひと言でいうと、歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が壊されていく病気です。歯ぐき(歯肉)の内側は普段見ることは出来ませんが、歯の根の表面にあるセメント質と歯槽骨との間に歯根膜という線維が繋がっていて、歯が骨から抜け落ちないようにしっかりと支えています(図1)。むし歯は歯そのものが壊されていく病気ですが、歯周病はこれらの組織が壊され、最後には歯が抜け落ちてしまう病気です。日本人の40歳以上の約8割がこの病気に罹っています(図2)。日々の生活習慣がこの病気になる危険性を高めることから、生活習慣病のひとつに数えられています。

1.歯周病の原因
1)細菌性プラーク(バイオフィルム菌と歯周病原細菌)
プラークとは、細菌の塊で1/1000gの中に1億を超える細菌が棲みついています。この細菌の中には善玉の細菌と悪玉の細菌とがあります。
唾液成分の糖タンパクが歯の表面に薄い皮膜(ペリクル)を作ります。その皮膜の上にくっついたミュータンス菌(むし歯菌)がショ糖を使ってグリコカリックスというネバネバした物質を作り自分の家づくりを始めます。すると棲みやすい場所ができたわけですから、口の中の細菌たち、特に悪玉の細菌が家の中へ多量に侵入して、増えていきます。この状態を細菌性プラーク(プラーク)またはバイオフィルムと呼んでいます(図3)。この中は食べ物(栄養)や水も十分で温度も 37 ℃前後という大変よい環境で、悪玉細菌である歯周病菌は、産生する毒素で歯ぐきを腫らし、血や膿を出したり、歯の周りの骨を溶かしたりする原因となります。このプラークは、外からの抗菌薬(化膿止め)や唾液中の抗菌成分の攻撃に抵抗し、薬が効きにくい構造となっています(図4)。このプラークが唾液や血液の無機質成分を吸って固まったものを、歯石と呼びます。


歯周病とはどんな病気ですか

2)歯周病になりやすい状態
では、どのような状態が歯周病にかかりやすいのでしょうか(図5)。歯周病にかかりやすくなる3つまたは4つの因子が知られています。
微生物因子(歯周病菌)
プラークの中の歯周病の原因となる微生物(歯周病菌)の存在
環境因子
・喫煙・口の中の清掃不良・初診時のポケットの深さ・プラークの付着量・ストレス・口腔清掃教育の達成率・食生活・専門医への受診回数 などまたプラークの溜まりやすい、歯に合っていない被せ物があることなども含まれます。さらに口呼吸、すなわち口で呼吸をする習慣のある人も、口の中の粘膜や歯ぐきが乾燥しやすくなり、炎症を起こしやすいのでこれに含まれます。
主因子
・年齢・人種・歯数・糖尿病・歯肉滲出液中の物質・白血球機能・遺伝 など
よく歯を磨かなくてもむし歯や歯周病にかかりにくい人がいます。その理由のひとつには、生まれつきの私達の体の特徴があります。例えば、体を守る防衛軍である白血球などの力、すなわち体の免疫機能の違いもあります。咬合因子(環境因子に含む場合もあり)悪いかみ合わせ(外傷性咬合)、例えば歯ぎしり(ブラキシズム)や歯の食いしばりなど、歯に強い負担がかかる状態などが含まれます。このように、歯周病を引き起こしやすい状態の輪(各因子)が重複することで、歯周病発症の危険性が高まります。特に、歯みがきを怠る口の中の清掃不良に加え喫煙などの生活習慣、過度のストレス、体調不良による宿主(体)の抵抗力の低下などが加わるととても危険です。規則正しい生活習慣は、歯周病を寄せ付けないためにも大切な事です。また、生まれつき歯周病にかかりやすい方もいますので、自分の体についての情報を知る事も大切です。

歯周病とはどんな病気ですか

「かじの治療院」に来られて無痛バランス療法(無痛整体)を受けられ健康になりませんか。

  • 診療時間Consultation hour

    診療時間
    9:00 - 21:00
    • 店舗概要
  • アクセスAccess

    大阪府大阪市北区西天満4-11-2

    地下鉄谷町線 東梅田駅から 徒歩 約5分

  • Price plan 料金プラン
  • Voice お客様の声
  • Information インフォメーション

ページトップへ